【Team Tableレビュー #001】ザ・マインド|会話禁止なのに心が通じ合う不思議な協力ゲーム

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はじめに

「今出せるか?」

このゲームでは、その判断を誰にも相談できません。

会話は禁止。
ジェスチャーも禁止。

やることは数字を小さい順に出していくだけ。

それなのに、なぜかプレイ後には一緒に戦った仲間のような気持ちになる。

今回は、そんな不思議な協力ゲーム『ザ・マインド』を紹介します。

基本情報

  • プレイ人数:2〜4人(慣れれば5人以上でも楽しめます)
  • プレイ時間:1ゲーム5〜20分程度
  • 対象年齢:8歳以上
  • ジャンル:協力ゲーム・推理ゲーム

Team Table評価

★★★★★

  • 一体感:9
  • 会話量:1
  • 共創性:8
  • 初心者適性:10
  • 盛り上がり:8

Team Tableコメント

会話を一切しないにもかかわらず、驚くほどの一体感が生まれる作品。

ルール説明は1分で終わるため初心者でも遊びやすく、ボードゲームを遊んだことがない人にもおすすめです。

ゲーム概要

ルールは驚くほどシンプルです。

各プレイヤーに1〜100の数字カードがランダムに配られます。

プレイヤーたちは協力して、その数字を小さい順に場へ出していきます。

ただし、ここで大きな制約があります。

会話は禁止。

「次は私かな?」
「まだ出さない方がいいかな?」

そんな相談は一切できません。

頼れるのは、自分の感覚だけ。

全員で力を合わせて、ミスなく数字を出し切ることができればレベルクリアです。

実際に遊んだ感想

このゲーム最大の魅力は、

「あれ、自分の番かもしれない……」

という緊張感です。

例えば、自分の手札が46だったとします。

「46ならまだ大丈夫だろう」

そう思って様子を見ます。

しかし誰もカードを出そうとしません。

周りを見ると、

「私じゃない」

「いや、先に出してほしい」

そんな声が聞こえてきそうな表情ばかり。

もちろん実際には誰も何も話していません。

それなのに、なぜか心で会話しているような感覚になるのです。

印象に残った瞬間

あるプレイでのこと。

私は手札の46を持っていました。

誰も出さない。

沈黙が続く。

「もう出していいだろう」

そう決意して46を場に出しました。

その瞬間でした。

隣のプレイヤーが頭を抱えながら39を公開したのです。

「あーーーーー!!!」

部屋中に悲鳴と笑い声が響きました。

たった7差。

されど7差。

全員が

「いや、それは出すでしょ!」

「むしろ39の方が早い!」

と言いながら大笑い。

失敗したのに、なぜか楽しい。

この感覚こそが『ザ・マインド』の魅力だと思います。

このゲームが向いている人

おすすめ

  • ボードゲーム初心者
  • カップル
  • 家族
  • 初対面の人がいる場
  • 協力ゲームが好きな人

向いていない人

  • 重厚な戦略ゲームが好きな人
  • 会話を中心に楽しみたい人
  • 運要素の少ないゲームを求める人

総評

ザ・マインドは、数字を順番に出すだけのゲームです。

それなのにプレイ後には、

「今のは通じ合っていた気がする」

という不思議な感覚が残ります。

協力ゲームが好きな人はもちろん、普段あまりボードゲームを遊ばない人にもぜひ体験してほしい作品です。

勝つことよりも、一緒に笑った体験が記憶に残る。

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